顔の湿疹や赤みの解説と対処法について

 
こんにちは、英気治療院の阿部です。
今回は、顔に出る湿疹や痒みの原因と対処法について説明したいと思います。

顔というのは、身体の中でも特に赤みや痒みが出やすいところです。
しかし、気を付けてください。
その赤みや痒みが、本当にアトピーかどうかという事です。

アトピーとは何か?

アトピーとは、簡単に言うとアレルギーによって皮膚に炎症が起きるという状態です。

アレルギーというのは、人の身体が「特定のもの」に対して過剰に免疫反応を起こすこと。
「特定のもの」というのをアレルゲンといいます。

身近なもので言えば、季節の変わり目に起こる「花粉症」が有名だと思います。
花粉が目や鼻の粘膜に付けば、それを排出しようと涙や鼻水が出ます。
皮膚につけば、「花粉症皮膚炎」と呼ばれる発疹が現れます。
つまりアトピーの様なものなんです。

名前が違いますが、その場所でアレルギー症状を起こす、アレルギンの摂取があって反応を起こす。つまり身体が不要なものを排泄しようとするんです。

どういうときに痒みがでるのかが大事

顔に出ている湿疹は、何かに触れて炎症が起きているかを確認します。
外出している時なのか、寝ている時なのか。
寝ているときなら、布団や枕との接触性のものが考えられる。つまり、ダニやハウスダストが原因ではないかと考えられます。

布団を干したり洗ったりした場合に症状が軽減するとしたら、それはアトピーによるものだと考えられます。
接触性の皮膚炎とアトピーの区別をするとしたら、血液によって全身に巡ってしまうのがアトピーに近いです。

「アトピーもどき」とは

アトピーと、そうではないものが混在している事が良くあります。

分りやすく言えば、顔が赤いという時には血液が溜まっている状態と言えます。

血液が溜まっているだけで熱を持ったり、むくんだり、といった症状が起きます。

原因となるアレルゲンの摂取や接触を排除する。それでも残っている症状は別の問題で起きていると、切り分ける事が出来るんです。

顔に起きている痒みの原因となるものを考える。何か触れているものはないかを良く見ます。

次に、より明確にすることは、どこに湿疹が起きているのかを見ていきます。

一言で顔といっても、おでこなのか、瞼なのか、頬なのか、顎周り、首周り、耳の周り、場所によって原因が変わってくるんです。

ここでは、アレルゲンによって起きるアトピーと区別した場合、まだ残っている症状について説明します。

アレルゲンによって起こるのを、アトピー性皮膚炎と言います。
それ以外のもの、アトピー性皮膚炎で無いものを、私は「アトピーもどき」と言っています。

おでこの痒み

例えば、おでこ周りの痒み。
そこの部分がどうなっているか見ます。

まず、おでこや頭のどの辺りに赤みや湿疹が出来ているか。
そして、その皮膚がどんな状態になっているかを見ます。

慢性化していたり、内蔵に問題がある場合、皮膚にシワが出来ている事が多いんです。
体液が出たり、傷が出来ている場合は、皮膚が欠損しているのでより深いところ、
神経や頭蓋骨そのものに問題がある場合があります。

内蔵の問題、特に肝臓の問題が深いので、腸内環境の事、解毒。つまり薬とかお酒の影響があると言えます。

目の痒み

目というのは脳から直接神経が繋がっています。
私達は目を良く使います。情報の7割から8割は目から入ってくると言われている位、酷使されているんです。
目が疲れた時、目は乾燥しますので、周りの皮膚や粘膜が痛み易くなってしまい、切れたりする事があります。
他にも瞼(まぶた)が赤くなります。目が疲れてくると瞼を擦ってしまいます。

眉毛(まゆげ)の痒み

眉毛も痒くなる事があります。
その原因には三叉神経という神経があり、瞼から眉毛を通りおでこの辺りまで走っていますので、眉の部分が痒くなります。多くの場合、眉をこすってしまって、皮膚を傷つけたり、毛根を削ってしまい、禿げてしまうことがあるんです。

頬(ほほ)の痒み

次は目から下がって頬の周りです。
ここには消化器系とか呼吸器系の影響を受ける、内蔵ではそういった問題があります。
他にも先ほどの三叉神経の第二枝、上顎神経というのはここを伝っています。目の疲労でもここは硬くなりやすいですし、呼吸器系の問題でも影響を受けやすいです。

他にも出っ張っているので乾燥とか、物理的な刺激で言えばマスクによって擦れることもあるんです。

ここの上顎ってのは、グって噛むと圧力が加わりやすいので食いしばりがあったり、
猫背の様に姿勢が丸くなって顎が前に出る場合、側頭筋等の筋肉が頭を支えてしまうので、そういった影響もこの頬骨っていうのは受けやすいです。

ぐっと噛んで、頬が痛くなる、顎を開けて下げてみて柔らかさとか痛みが軽減する場合には、食いしばりの影響を受けているんですね。

スキンケアだけやってもなかなか改善しないのは、より中の問題。
噛むという問題であったり姿勢とか呼吸器系とかの問題が反映されやすいんです。

耳の周り

頭の横には耳が付いています。よく耳切れというのが起きるんですね。
耳切れが起きた時っていうはほとんど触らなければいいんですけど、だんだん進んでくる場合があります
なぜでしょうか?
それは頭の横にも、神経がいっぱいあるんですね
食いしばったりこの耳の前の神経が硬くなることによって血液が集まって、むくんで熱を持ち、
硬くなることによって耳の周りの皮膚がもろくなってしまうっていうのがあるんです

他にも側頭骨っていう耳がついている骨というのは腎臓との関係があります。なので水分摂取の
問題があったりとか、体が冷えていたり、耳の軟骨が硬くなりやすいんですね。
それによっても耳切れというのは起きやすいので、内蔵では腎臓、側頭骨やに耳の周りの神経が硬い場合には、耳切れとか湿疹が起きやすいんです。

口(くち)の周り

口の周りは消化器との影響が大きいです。

胃腸の問題があると唾液がうまく出ないのでカサカサしてきます。
これはうまく唾液が出ないので、口の周りの乾燥は唇が水分奪うことによって起きるんです

なぜ唇が水分を奪うかというと、この唇というのは汗をかくことができないんですね
だからその周りの水分。本当は唾液によって潤ってるんですけど、周りの成分を引っ張ってきちゃうんです。
口周りが割れていたりキレやすい人というのは唇に縦のしわが多い傾向にあります。

消化器の状態を整える事と口の潤いを保つためにリップクリームを塗ることによって変わってきます

顎(あご)の周り

次にあご周りについて説明しましょう。

これは骨盤内の臓器、例えば子宮とか卵巣とか前立腺とかと関係があったり、食いしばりの影響を受ける事があります。
私も少しばかり医療に足を突っ込んで来たので、意見を受けることがあります

食いしばっているかどうかは、頬(ほほ)の内側を舌で触ってみて歯型が付いているかどうかで分かります。

食べる口、鼻、目、耳。そういったところの器官の負担が、それぞれの神経を固くすることもあります
なのでどこに湿疹がでるか、どのように出ているかによって、何が湿疹を起こしている原因なのかという事が分かってきます。

セルフケアについて

もしこういった場合があれば、まずは皮膚そのものではなくて、それぞれの器官に対し、目であれば目の疲労を取る。耳であれば耳にかかる負担を減らす事が大切です。
例えば、耳の負担を減らす方法として、寝る時とかに耳栓をしてみてもいいと思います。
耳とか目っていうのは、自分の見たいものとか、聞きたいものに対し、エネルギーを使ってフィルターをかけているんです。
だから疲れたり、エネルギー不足にあると音が聞きづらかったり、騒音が気になったりしちゃうんですね。耳栓をして音をシャットダウンする。その後、耳栓を取ってから音を聴くと、より大きく聞こえると思います。

目に対しては、寝る時にアイマスクをして、タオルをしてみましょう。そうすることによって光がシャットダウンできるですね。

耳の周りをマッサージするのもいいですし、目を温めるのも良い事だと思います。その様にして、感覚器を休めることによって、そこにかける負担は減ります。

まとめ

アトピーとか、湿疹といわれているものであっても、皮膚そのものに問題がないことが多いんです。
だからこそ、まずその部分にどうして湿疹が出来ているのか、その周りがどうなっているか、どんなものが体に負担がかかりやすいか。
そのように見ていくことによってこの顔の周りの湿疹というものは良くできます。

総じて、対処法としては、まず皮膚そのものというのは保護してあげることがいいです。
次に、これの周りをマッサージしましょう。
フェイシャルマッサージみたいのがいいんですけど、特に筋肉や奥の神経を緩めるようにマッサージする事がポイントです。もし痛みが強すぎる場合は、熱く絞った蒸しタオルを顔とか鼻の周りとかにあてがって、お風呂の時に顔の血行をよくしましょう。
そうすることによって顔が休まります。
入浴時に顔が赤くなって、お風呂上がりにスーッと引いていく人は、やはりこの顔の周りの神経が固くなっていることが多いんですね。
そうすることによって顔の負担を減らし、そして顔の周りの疲労を取ることができるのです。
ぜひ試してみてください。

この記事を書いた先生